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テレビ「水戸黄門」のすべて
2001年3月16日発行。表紙の写真の黄門様が石坂浩二氏であることからわかるように、本書がカバーしているのは4代目の「水戸黄門」までで、里見浩太朗氏が5代目黄門様であるものは同フロア展示の別のアイテムで、ということになります。ちなみに、現在6代目黄門様が武田鉄矢氏である「水戸黄門」の放映が進行中ですが、観ていません。
本書は、テレビ「水戸黄門」の歴史、登場キャラクターの紹介、人気の秘密、ドラマ自体の将来性、3代目黄門様の佐野浅夫へのインタビュー、そして石坂=黄門版の見どころなどが主な内容ですが、御存知のとおり石坂=黄門は不評(表向きは石坂氏の体調不良)で、確か第29部と第30部のわずか2期で降板してしまいました。その石坂=黄門版ですが、予定調和の印籠提示による解決だけではない、初期すなわち第1部・第2部頃の比較的ハードだった筋書きのエピソードに寄せていくことも加味した試みが見られ、私は嫌いではありませんでした。ですので、里見=黄門版に移行してからは、あまり観ることもなくなりました。
#テレビドラマ #時代劇 #水戸黄門 #石坂浩二
tanupon
2019/04/25今までのパターンとは異なる黄門様ですね。
観てました。
懐かしいです。
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woodstein
2019/04/26tanuponさん、コメント有難うございました。どこまで正確かはわかりませんが、私の聞いたところによると、佐野=黄門版の終わり頃は視聴者の方にもマンネリ感が蔓延して、視聴率も下がり気味だったこともあり、テコ入れという意味も込めて石坂=黄門になり、ストーリーもマンネリ打破の方針から印籠の取り扱いを必ずしも毎回行うということにはしなかったそうです。ところが、いったん変えてみると、もとの方が良かった、という投書が多数寄せられ、また石坂氏と制作スタッフとの意見対立も顕著になり、結局短命になってしまったようです。まあ、そんな経緯はともかくとして、石坂=黄門版の2期、特に最初の第29部はかなりの意欲作であったのは間違いないと思っています。
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kyusha_fan
2020/08/28ヒエ〜ッ!あの石坂浩二さんが2部ですが黄門様役で出ておられたんですね。全く知りませんでした。それと同時に現在が武田鉄矢さんと言う事も知りませんでした。
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woodstein
2020/08/31kyusha fanさん、コメント有難うございます。石坂=黄門様はシリーズの中では、黒歴史めいた扱いのようで、殊更には取り上げられないようです。また、武田氏の場合はBSでの放映ですから、これも存在が地味としか言えないですかね。
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げーむのケイミヤチ
2020/08/25やっぱ かげろうお銀ですね!
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woodstein
2020/08/31ケイ ミヤチさん、コメント有難うございます。「かげろうお銀」は35~50歳くらい、「疾風のお娟」は50~61歳くらいまでの由美かおる氏ですが、正直言って「化け物ではないか」と思えるほどの若々しさでした。
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toy ambulance
2020/08/28再放送で見ましたが、第30部のラスト何回かは黄門様が不在のまま、終了してしまいました。woodsteinさんの記述にも(表向きは石坂氏の体調不良)とありますが、実際はスタッフとの確執が主因なんでしょうか?
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woodstein
2020/08/31toy ambulanceさん、コメント有難うございます。まあ、理由は一つではないのでしょうですが、当時並行してテレビ出演していた「鑑定団」の番組内で石坂氏は、撮影の太秦が暑過ぎて耐えられなかった、という旨の理由も語っていました。そういう意味も含めた様々な環境が、本人には合わなかったのでしょう。
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オマハルゲ
2020/08/28必殺シリーズも「激闘編」で初期のハードなストーリーに原点回帰させたものの、不評で元に戻っちゃいましたね。マンネリでも視聴者はそれを望んでるようですね。
里見版の最終回スペシャルでは弥七夫婦の成長した娘も登場、「黄門様は何十年諸国漫遊しとるんじゃい!」と、ツッコミを入れたくなりましたw
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woodstein
2020/08/31omaharuge102さん、コメント有難うございます。視聴者の嗜好に応えることで長寿番組となるものの、やがては「マンネリ」との誹りを受ける、というのは、ある意味致し方ないことで、どのように決着をつけるのかが問題ですよね。水戸黄門シリーズに関しては、里見浩太朗氏が念願だった黄門様を最終的には演じることができたのは良かった、と思っています。
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