芯通しとは?

染色する際に革の内側(芯)まで染色すること。裁断したコバ面(切断面)にも表面と同じ、またはそれと同等の色がつくくらい染料が浸透している革のことを芯通し革と呼ぶ。
鞄や財布を作る際に縫い穴が芯通しならば白く見えないため、多少傷がついたとしても目立たない。タンニン革の場合は、コバ仕上げが簡単といったメリットがある。一方で、革の品質が低下しやすいといったデメリットもある。特にヌメ革は浸透させること自体が大変難しく、染料で処理する時間が長くかかるため、革の品質が下がってしまう。

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