ピロッツィとは?

ピロッツィ(Sartoria Pirozzi)は、多くのサルトが集まるナポリで「マエストロ」と呼ばれるヌンツィオ・ピロッツィ(Nunzio Pirozzi)のサルト
10歳の頃から仕立て屋に通い基礎を学んだ後、有名なマエストロの元で修業を重ねてナポリ仕立ての真髄を学び、1964年に自身の工房を構えた。
現在は、長男であるドメニコ・ピロッツィ(Dominico Pirozzi)と共に、ナポリの港街であるメルジェリーナの工房で働いている。積極的にトランクショーも行い、ヨーロッパのみならずアジアをはじめ世界中で活動している。

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インタビュー第3弾の今回は、Andante(アンダンテ)代表、靴職人の八巻(やまき)裕介氏を訪ねました。

神戸の整形靴技術者養成校(以下、養成校と記載)を卒業後、より専門性を高める修行を積まれ、現在は京都で、整形靴の技術を駆使したビスポークシューズのお店をされています。

整形靴とは、医学的根拠に基づき、個人の足の形や症状に合わせて作られる靴のことです。医療機関での治療にも取り入れられていて、治療や補助としての意味合いが強いのが、ビスポークシューズとの違いと言えます。オーソぺディックシューズという英語名も定着しているので、一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。

私が初めて八巻さんの靴を拝見したのは、インスタグラムだったのですが、フォルムに惹かれて興味を持った靴が、整形靴の製法で作られたものだと後から知り、正直なところ、とても驚きました。それまで、整形靴にはファッション性を期待できないという偏見があったので、自らの勉強不足を思い知らされました。

今回は、八巻さんが現在の靴作りに至った背景はもちろん、その特徴である技術面も紹介したいと思います。

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無垢の木のオーダー家具ができるまで —アオゾラカグシキ會社—

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