MUUSEO SQUARE
ワインハイマー・レーダー社(Weinheimer Leder)は、環境問題による制約で2000年に廃業したドイツの名門タンナー、カールフロイデンブルグ(Carl Freudenberg)の製法を継ぎ、2003年にドイツで創立されたタンナー。アルプスの山々で丁寧に育てられた仔牛の皮を原材料として仕入れ、伝統的な鞣し技術により高品質なカーフレザーを製造している。カールフロイデンブルグはボックスカーフ製作で非常に有名で、元々ボックスカーフはカールフロイデンベルク社製のカーフを指していた。そこから次第に最高級の品質を持つカーフの一般名称として用いられるようになった。
John Lobb、Alden、Church’s……、名作革靴ブランドのブラックレザーを比較分析!
John Lobb(ジョンロブ)、Alden(オールデン)、Church’s(チャーチ)など錚々たる名ブランドの靴たち。ベーシックカラーと捉えられ、一見同じように見える黒色の革靴たちも、見る人が見れば革質によって青みがかっているのか、赤みがかっているのかその微細な違いが見えてくるという。ファッションジャーナリスト・飯野高広氏が黒色の世界を深掘りする。
ウェルト
ブックバインダー
ボックスカーフ
フルハンドソーン・ウェルテッド
シェル・コードヴァン
イルチア社
オールデン
フルブローグ
木型
ラベンハム
春夏の革靴、再び惹かれはじめたのはスリッポン
あらゆるモノ・素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松が愛用している革靴の魅力を語ります。今回は、服飾ジャーナリストの飯野高広さんにより詳しい解説をもらいながら、春夏の足元にぴったりのスリッポンをご紹介。
【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。
靴に興味を持ち始めたきっかけについて語った前編に続き、後編では3名の至極の靴について。更には素材の革へのこだわりにまで話は広がります。革のカラーと種類だけにとどまらず、製造元の指定まで! まさに歩く靴事典!と賞賛したくなる精通っぷり。ではでは、引き続き3名の靴談義に耳を傾けてみましょうか。
チャーチ、ジョンロブ、リーガル。ものづくりの哲学とヒストリーを携えた、著名革靴ブランド10選。
チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、リーガル……。英国や米国の名ブランドたちはどんな歴史と個性を持ち合わせているのか。ブランドごとの特徴を服飾ジャーナリスト・飯野高広氏の監修でわかりやすく解説。各革靴ブランドの愛好家たちのシューズフォトも豊富に掲載!
本格革靴の原点。プレーントウの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はプレーントウを掘り下げます。飾り気のない見た目だからこそ、フォルムやハトメの付け方、ソールなどにブランドごとの違いがよく表れます。