イーストマン・コダックとは?
イーストマン・コダック社(Kodak)は、1880年代にアメリカの発明家であるジョージ・イーストマン(George Eastman)によって設立された、アメリカに本拠を置く世界最大の写真用品メーカー。一般的には「コダック」の略称で親しまれている。
世界で初めてロールフィルムおよびカラーフィルムを発売した。1975年には世界で初めてデジタルカメラを開発するなど、アナログ分野だけでなくデジタル分野においても、高い技術力を誇っていた。
写真撮影の決定的瞬間を意味する「コダック・モーメント(Kodak Moment)」という言葉まで出来るほど影響力は大きかった。しかし、デジタル化の波に乗り遅れ、2000年代以降のフィルム市場の急激な衰退により、2012年には倒産。その後、企業規模を大幅に縮小して再出発し、2013年に再上場した。