さかえ (20本入)

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本邦初のメンソール入りタバコ。
先に発売された「暁」に続いて、封緘紙を使用したスタンダード型包装を採用した銘柄である。側面には「薄荷入」と漢字の表記がある。意匠は、揺れる稲穂をデザインしたもので当初「のどか」という名称になる予定だった。だが、時局柄「のどか」ではよくないということで「さかえ」と改められた。
一部では、喉を傷めにくいことから、女性向けに企画された銘柄であったとの証言がある。

日本産ハッカは1940年頃までに最盛期を迎えていたが、医薬品の原材料ともなることから、タバコへの使用が制限されるに至り、廃止された。

1938年3月25日~ 
 ・16銭で発売開始【画像1】
 ・フラップ印刷なし【画像2】 

1939年11月16日~ 
 ・18銭へ価格改正【画像3】
 ☆封緘紙 左:前期型 右:後期型【画像4】

1940年12月下旬廃止

[1947 清川]
[1961 日本専売公社]

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