- shirotanino Museum
- 2F フィルター付タバコパッケージ
- セブンスター(20本入)
セブンスター(20本入)
日本で初の二重構造フィルターを使用した銘柄である。アセテート繊維のフィルターに活性炭をまぶし、雑味のもとを吸着させる仕組みとなっている。
後発の銘柄「マリーナ」が「マイルドセブン」に改装されてファミリー銘柄に加わり、1975年に売上トップを記録する。しかしながら3年後にはその「マイルドセブン」にトップの座を明け渡す。のちに「マイルドセブン」は「Mevius(メビウス)」として独り立ちする。
多くのファミリー銘柄のほかにクロスライセンス品もあり、香港・フィリピン向けが存在する。なかでもフィリピン向けは現地での商標との関係によるものか「シルバースターレット」という別名で発売されたが、地模様の「金色の☆で"7"」はそのまま残された。原色を一切用いない洗練されたデザインは今でも十分新しい。なお、名前こそ「セブンスター」であるが、デザインとしての星の数は3189個ある。
現在発売中の銘柄としては、ホープ(10)、ハイライト、ピース(20)、に次ぐ古参であり、2016年には発売50年を記念した限定パッケージ品が発売された。
1969年2月1日~
・100円で発売開始【画像1】
開始時期不詳
・地色を白無地に変更【画像2】
1970年秋以降~
・フラップ余白70㎜に変更、余白上部星1列【画像3】
1971年12月頃~
・封緘紙に品名刷り込み【画像4】
1972年7月頃~
・「健康に注意」の文言が入る【画像5】
1975年7月頃
・新価格品表示「np」マーク入り【画像6】
開始時期不詳
・印刷用レジスターマーク刷り込み開始【画像7】
1975年12月18日~ 150円へ価格改正
1980年4月22日~ 180円へ価格改正
1980年6月1日~
・専売公社証票変更【画像8】
1983年5月1日~ 200円へ価格改正