【バスミニチュアカーコレクション No.1602 ウッド 日野 RE120 九州産業交通】

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしましたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車が1種、観光バスは前扉1種だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、タンポ印刷で再現されています。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、熊本県の九州産業交通(産交バス)の路線バスをモデル化したものです。
九州産業交通は現在分社化され、筆頭株主がHISの九州産業交通ホールディングスの子会社となり、九州産交バスとなっています。このボディグラフィックスは今も継承されています。
このモデルの塗装色は宮崎交通の紺色徒食に近いですが、実車の塗装色は明度、彩度とももう少し高いと思います。
日野RE120ですが折り戸の前扉と、引き戸の中扉のいわゆる路線バス仕様でモデル化されています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド RE120 Hino ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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