【バスミニチュアカーコレクション No.1598 ウッド 日野 RE120 サンデン交通】

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしましたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車が1種、観光バスは前扉1種だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、タンポ印刷で再現されています。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、山口県下関市のサンデン交通の路線バスをモデル化したものです。サンデンの名前は前身の山陽電気軌道が由来です。
路線バス事業開始以来、このモデルになった屋根がベージュ色、窓下帯がオレンジ色、車体下部が濃い緑色にグレーのストライプのボディグラフィックスでしたが、2013年に東京藝術大学の学生によるコンペで、白地にオレンジ色の帯、関門海峡の青色の斜め線と水玉模様を入れ、オレンジ色は旧塗装のイメージを引き継ぎいだ新塗装に移行しています。
日野RE120ですが折り戸の前扉と、引き戸の中扉のいわゆる路線バス仕様でモデル化されています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド RE120 Hino ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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