江戸後期 団扇形盆

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団扇形のお盆です。江戸後期の作と思われます。赤と黄漆がメインで黒漆を少々交えた細かい模様ですが、器の成形が素晴らしいです。画像8枚目は1983年に開催された「わかさのうるしぬり」展の図録です。これは白黒写真ですが、ほぼ同じサイズの形状、模様です。最大幅は九寸くらいのものです。
共箱に「若狭ぬ里」と書かれているのがまた古そうです。

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    kyusha_fan

    2022/08/07

    素晴らしいデザインしてますね。
    江戸時代後期でこの状態ですか。
    とてつもない時間が経ってるのにこの色艶は凄いですね。

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    グリーン参る

    2022/08/07

    kyusha_fanさん
    コメントありがとうございます。
    このお盆は全く使用された形跡がありません。大事に使われたと言うより、条件の良いところにずっと保管されていたのだと思います。
    塗りが素晴らしいのはもちろんですが、やはり一番の見どころは盆木地の繊細な美しさですね。目を奪われるスタイルです。

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    tomonakaazu

    8 days ago - 編集済み

    美しい形ですね。😍

    形状の名前を知らなく/読めなくてググりました、、。
    「だんせんがたー梨を両断した形状、中国のうちわの形」と出て来ました。なるほど。。。

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      グリーン参る

      5 days ago

      tomonakaazuさん
      お返事遅くなりました。コメントありがとうございます。

      おっしゃるとおり、この「うちわ形」のお盆はとても美しいです。辺縁部の削り方も実になめらかで丁寧な仕上がりになっています。
      大きさとしては、お椀ひとつ、茶碗ひとつがやっと載るくらいですが、使えばとても満ち足りた気持ちになること請け合いです(笑)。

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