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谷村・バンバンの帰ってきた天才・秀才・ばか
谷村新司。フォークグループ「アリス」でヒット曲を連発、アリス解散後はソロとして活動、「サライ」を作曲した事でも有名な歌手です。
その谷村新司がアリス時代、ラジオの深夜放送「セイ!ヤング」(文化放送)のパーソナリティーを務めておりました。昭和40年代末から50年代前半の期間です。番組の内容はリスナーのお便りを読んだりとオーソドックスな内容。低音のヴォイスで語りかけて人気がありました。
その番組が一転、後半になると全く違った様相を呈します。「燃えよドラゴン」のテーマ曲に乗って、投稿ハガキを紹介するネタのコーナー「天才・秀才・バカ」がそれでした。深夜2時をまたいで突然始まるそのコーナー、それまでの落ち着いた雰囲気からガラッと変わり、ハイテンションでハガキを読み上げる谷村氏は全くの別人でした。
後に「いちご白書をもう一度」でヒットを飛ばす「バンバン」のばんばひろふみを相方にしたその「天才~」、一種のラジオにおける「無法地帯」だったのです。深夜放送というのもあるでしょうが、下ネタ、特に言ってはいけない規制のかかった言葉を「言うたモン勝ちや!」と、そのまま放送に乗せてしまう度胸、聴いていてハラハラドキドキ、「これはシャレにならないのでは…」と、勝手におろおろしてましたw おそらく担当ディレクターは毎週の様に始末書を書かされていたと思いますw
さて、そんな「天才~」は人気があり、放送当時ワニブックスで書籍化されております。谷村氏はアリスでヒットを飛ばしてから夜浅い時間の別番組に移動、時間帯の関係で流石に下ネタは減ったものの、コーナーは数年続きました、
前置きが長くなりましたがその「天才~」のコーナー、90年代末のラジオで復活していました。その時に刊行されたのが本書です。若い方には「裏・谷村新司」は想像もつかないでしょうw
あ、ラジオでは採用されてませんが、ワニブックス版では2通ほど私めのネタが載っております。送ったのは2通、採用率100%なのでしたww
#ラジオ #天才・秀才・バカ #谷村新司
https://youtu.be/D66VIUsjxBE