OLDSMOBILE CUTLASS RALLYE 350 (1970)

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American Car Collection Vol.45

「オールズモビル カトラス ラリー350」は、1970年のシカゴオートショーでデビューを果たした。当時の社内向け資料には「中価格帯のモデルであるカトラスに追加された、オプションパッケージ」といった内容が記されていたという。ラリー350のハイライトともいえるV8の排気量は5737cc、最高出力は310馬力を発揮した。ラリー350の生産台数は3547台と少ない。クロームメッキが施されたバンパーの代わりにウレタンコーティングされたものが採用された。ラリー350のスパルタンな外観は市場にはあまり受け入れられなかったようだ。
 モデルを見ていこう。ボディカラーは、いくつかの例外を除き、ほぼ唯一の設定色であったという「Sebring Yellow(カラーコード:51)」。ボディと同色にペイントされたホイールや、オプション設定されていたリアスポイラー、左右リアフェンダーに配された「RALLYE350」のデカールも、色味を含めて忠実に再現されている。

ラインナップのご紹介 vol.21参照

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