手箱形松梅文(成子内親王・東久邇宮盛厚王御結婚)

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成子内親王は、昭和天皇と香淳皇后の第1皇女子として、大正14年(1925)12月6日に御誕生。昭和18年(1943)10月13日、東久邇宮盛厚王と御結婚。昭和22年10月14日皇籍離脱。お印は紅梅。

手箱形松梅文 ボンボニエール(宮家共通紋)
成子内親王・東久邇宮盛厚王御結婚(昭和18年(1943)12月6日)
 7.4×6.1×3.3
漆塗、蒔絵

★戦争の激化に伴い、昭和15年7月7日に「奢侈品等製造販売制限規則」(一般には施行日をとって七・七禁令(しちしちきんれい))が施行され、銀製品の製造販売にも規制がかかることになり、以後、ボンボニエールの素材も陶磁器、漆器、木製などに切り替わっていくことになる。宮家でも銀素材の使用を控えられたものと思われる。

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