Billy F Gibbons / The Big Bad Blues

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(2018)
2015年のデビュー・アルバム“Perfectamundo”から約3年ぶりとなる、ビリー・ギボンズの2ndアルバム。引き続きギボンズとジョー・ハーディーのプロデュース。
前作はバンドとのクレジットだったが、今回はミドルネームの“Frederick”を入れたビリー・F・ギボンズとなっている。
重厚な骨太のいい音を出しているバンドは、前作でマルチな演奏を行なっていたハーディーがベースに専念していて、マット・ソーラム(ds)という個人的に懐かしい名前があったりする。
全10曲中5曲がギボンズが書いた曲で、残りはカヴァーとなっている。“Standing Around Crying”と“Rollin' And Tumblin'”はマディ・ウォーターズのカヴァーで、オリジナルとカヴァーがバランスよく並んでいるようだ。
前作もそうだが、このアルバムでもギボンズのルーツと言える音楽を披露してくれている気がする。“The Big Bad Blues”というタイトルだが、聴き終えてからは“The Big Good Blues”が相応しいと思っている。
次のアルバムのジャケは左向きで…なんて勝手に期待していたりもする。
聴いておきたいアルバムのひとつ。

哀悼…長年にわたりZZ Topを支え、このアルバムのプロデューサーのジョー・ハーディ(Joe Hardy)が2月12日の早朝にヒューストンの自宅で亡くなりました。66歳。

《songlist》
01. Missin’ Yo’ Kissin’
02. My Baby She Rocks
03. Second Line
04. Standing Around Crying
05. Let the Left Hand Know
06. Bring It to Jerome
07. That’s What She Said
08. Mo’ Slower Blues
09. Hollywood 151
10. Rollin’ and Tumblin’
11. Crackin’ Up

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