8400系 8414F

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■実車について
奈良線の車両限界拡大、昇圧化が終わると、京都線、橿原線にも拡大してゆきます。当時は、4連車は必要なく2連車では対応できないことから、8000系のM-Tユニット方式を改め、MG、CPを大容量化集中配置することで、3連の運用でも可能な8400系を登場させます。奈良線も4連固定車とすることで機器の簡略化も図れることから、単独Mc車も含め、2両から4両編成まで増備されました。のちに全社冷房改造されました。
その後、新車の冷房化がなされ8600系へと繋がってゆきます。
8400系では、3連車と4連車が省エネ改造されましたが、8405編成のみ省エネ改造がされませんでした。8400系は冷房改造されたことにより、省エネ改造車の可否を問わず8000系と系列こそ違いますが実質同等の車両となっています。
現存する8400系は8402編成~8404編成、8406編成~8408編成、8409編成、8411編成~8415編成の4両編成、3両編成それぞれ6編成になります。

■模型について
マイクロエース社から発売されました。
近鉄田原本線の100年を記念して、820系の塗装を復刻した8414編成です。
台車は金属バネ台車をはいています。
2019年12月25日到着しました。

2023.3.24 記

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