大魔獣恐竜ものしり大博士《桃園書房》

0

桃園書房より1981年に発行された『大魔獣恐竜ものしり大博士』です。品田冬樹/構成 中文専/執筆、文庫版(B6版カラー/モノクロ318頁、定価650円(当時)。
ケイブンシャの大百科シリーズから影響を受けていると思われる、主に子供向けの「少年ものしり百科シリーズ」の一冊ですが、モノによっては珍しい写真が載っていたり非常にマニアックな内容だったりします。桃園書房は2007年に破産しており、この本も古書市で処分品として見つけ、(「世界の大怪獣ものしり大博士」と同時)購入しました。下小口に赤いマジックが書かれているのは処分品の印です。
編集スタッフは(株)銀英社とありまして、知る人ぞ知る「ふぁんろーど」という雑誌を出していた出版社です。構成の品田冬樹氏という方は、特撮関係の造形作家として知られており、画像2枚目のリザードマンも、初期の雑誌「ふぁんろーど」に載っていたと思います。
内容は「五大怪獣決戦!大怪獣時代」「5大怪獣大決戦」:オリジナル造型怪獣人形によるジオラマ特撮、「怪奇、ハチュウ人類リザード出現」オリジナル造型怪人リザードマンによる特撮ドラマ、「世界の怪獣魔境」:世界の怪獣映画(ハリーハウゼンからB級モンスター映画まで)のスチル映像によるストーリーやモンスター紹介が楽しいです。
#特撮映画 #SF映画 #怪獣映画 #特殊撮影 #SF映画 #スペクタクル映画 #聖咲奇 #桃園書房
https://muuseo.com/jason1208/items/51
https://muuseo.com/jason1208/items/713

世界の大怪獣ものしり大博士《桃園書房》
桃園書房より1980年に発行された『世界の大怪獣ものしり大博士』です。聖咲奇/執筆、文庫(B6版カラー/モノクロ318頁、定価600円(当時)。(本文は昭和54(1979)年発行とあり、カバーには昭和55年発行とあります) ケイブンシャの大百科シリーズから影響を受けていると思われる、主に子供向けの「少年ものしり百科シリーズ」の一冊ですが、モノによっては珍しい写真が載っていたり非常にマニアックな内容だったりします。桃園書房は2007年に破産しており、この本は古書市で処分品として見つけ、購入しました。下小口に赤いマジックが書かれているのは処分品の印。 特長的なのは、執筆者の聖咲奇氏やイラストのいたはししゅうほう、増尾隆之、開田裕治、米田仁士の各氏らで、朝日ソノラマの『すばらしき特撮映像の世界』や雑誌『宇宙船』の初期執筆者・イラストレーターのスタッフ、そのままです。 内容的にも、東宝・大映の日本怪獣映画から、『キングコング』からハリーハウゼン作品、B級怪物映画まで、初期の雑誌『宇宙船』の趣味そのままで、まるでジュニア向け別冊のような雰囲気です。 #特撮映画 #SF映画 #怪獣映画 #特殊撮影 #SF映画 #スペクタクル映画 #聖咲奇 #桃園書房 https://muuseo.com/jason1208/items/51
https://muuseo.com/jason1208/items/713

Default