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ペンタックス ES Ⅱ / SMC TAKUMAR 50/1.4
ペンタックス ES Ⅱ
20世紀を代表するフィルム機の名機!!
ベスト&ロングセラー商品のスポットマチック系シリーズの、M42のPSマウント機の完成形とされた、1973年に発売のES II型です!!
1971年に発売のES機の後継機種に当たり外観はES機を踏襲するも、回路設計は一新されベース機は国内発売用のES機とは全く異なり、輸出専用モデル改良版ES機をベースとした、アサヒペンタックスシリーズ最高級機に位置づけられた名機です !!AE撮影時の全速無段階電子シャッターを使用と、マニュアル撮影時の機械式シャッター併せ持つ、ハイブリッドシャッター仕様はそのままにパーツの高級化や、回路の小型化により機能や処理速度が格段に向上され、セルフタイマー機能の復活やアイピース・シャッターの実装など、豪華な機能・装備に溢れ最高級機の名称に恥じない、ペンタックスシリーズ中の、最高級名機です。
SMC TAKUMAR 50mm F1.4 M42
「SMC TAKUMAR」という交換レンズは、マウント規格が 「開放測光」対応ということのほかに、「レンズコーティング」を従前の単層のものから多層のもの(SMC)へと変更し、レンズ面の反射率を飛躍的に低く抑えることで 、逆光時の性能が向上しました。「開放測光」に必要な絞り値情報などを伝達するのための信号ピンの機構を組み込んだ交換レンズが「SMC TAKUMAR」なのです。このレンズ構成はKマウント化されても引き継がれて、その後Mシリーズ、Aシリーズ、AF化されてFシリーズ、現行のFAシリーズへと40年以上に渡って連綿と使われ続けている長命の設計です。