大船光学 OFUNA SIX OFUNAR 7.5cm f3.5

大船にあった光学メーカーの製品です。
OFUNA SIX 何台か目の、OFUNA SIXであります。
大船光学 OFUNA SIX 地名をカメラ名にしたカメラです。
「シムラー」(志村坂上)とか「ロッコール」(六甲)などは、地名をレンズ名にしたのと同じ感覚ですね！　
住んでいるのが大船近郊なので、気になるので集めています。
雑に扱われているカメラが多いので余り綺麗な個体はなかなか見つかりませんが、今回はレンズが綺麗に見えたのでゲットしました。
６×６、６×4.5の切り替えマスクが、紛失しているものが多いですが、このカメラは折りたたみの蝶番で、６×６、６×4.5の切り替えが簡単に出来ます。フィルム厚判も６×６、６×4.5 切り替えレバー式で、これならマスクを紛失することは無いです。

最初は、OFUNAR E 75mm F3.5 と言う、引き伸ばしレンズを10年程前に入手したことから、オフナーと言う名前が気になるので、読み方を変えると「オオフナ、大船 」、大船で調べたら「大船光学」がヒットしたのが始まりです。
正式にはオオフナ シックスと言うらしいですが、真偽の程は ………

その頃、調べた資料が無くなりましたが、大船光学は1947年に富岡光学大船工場を母体として地元の資本を中心に設立された企業です。
富岡光学（現京セラオプティック）の陸海軍関連の軍需工場が独立して作られた会社で、もともと海軍に納入する光学兵器を生産していたのを民生に切り替えたもの製作していました。
大船フラワーセンターからさほど遠くは無いので、フラワーセンターの帰りにぶらり散歩で行って見ましたが、住宅街で痕跡は見当たりませんでした。昭和30年代を乗り越えられなく既に60数年、時の流れはその時代に生きた人にしか分からないのでしょうね ………

OFUNA SIX メンテナンスし終わったら、撮影しようと思います。