タケミ 風雲ライオン丸 ミニサイズ 当時物

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『快傑ライオン丸』に続く、ピー・プロの時代劇特撮ヒーロー第2弾『風雲ライオン丸』。
戦国時代を舞台に、主人公・獅子丸(本作では弾獅子丸)が悪の首領(本作ではマントルゴッド)打倒を目指して、怪人たちと闘いながら旅を続ける、という基本設定は前作と同様ですが、本作では三船プロの『荒野の~』シリーズよろしく時代劇にウエスタンの要素を取り入れた世界観となっているのが大きな特徴です。これに伴い、ライオン丸も特徴的な鬣を兜で覆い、よりハードな雰囲気を強調、変身方法は背中に背負ったロケットで行う「弾丸(ロケット)変身」という奇抜なものへと変わりました。
ただ、こうした新機軸に対し、当時の子供たちの評判は芳しいものではなく、制作側もライオン丸の兜を外して鬣を見せたり、前作で人気のあったタイガージョー(本作ではタイガージョーJr)を投入したりなどテコ入れをしましたが、結局、大きな人気を得ることは出来ず、番組は2クール全25話で終了してしまいました。
個人的には「弾丸(ロケット)変身」、派手で大好きだったんですけどねぇ...

そんな番組の不調を反映してか、当時の商品化も少ない『風雲ライオン丸』。
前作ではブルマァクから様々なサイズで発売されたソフビも、玩具メーカーとしてやや格が落ちる感のあるタケミから、ミニサイズが3種類(ライオン丸・アグダー・地虫忍者)出ただけで終わってしまいました。
造形もイマイチで、同じ頃に出回った無版権のもののほうが出来が良かったりしますが、今となっては『風雲ライオン丸』のオフィシャルなソフビとして貴重なものだと思います。

#風雲ライオン丸 #タケミ #ピー・プロ #ソフビ #怪獣 #怪人

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