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- 3F 資料室 各レコード会社の月報 その3 1964~1966年
- 番外編1 コンサートホール・ソサエティ
番外編1 コンサートホール・ソサエティ
かつて存在した、通販専門の会員制レコード・クラブです。戦後アメリカで設立され、ヨーロッパにも進出し、日本での活動は1962年からということです。(By Wiki)
かつてはレコード芸術等で盛んに広告していましたので、目にされた方も多いと思います。
<レコードの特徴>
1.自社録音を積極的に行い、オリジナル音源を多数保有
2.通販専門なので、通常のレコード店では買えない。
3.30cmステレオ盤が ¥1.350 程度で、市販品より低価格
<販売方法>
1.入会記念に無料、もしくは格安にてレコードを提供
2.毎月発売されるレコードのうち、一定枚数の購入義務を負う
カタログとしてはクラシックが中心でしたが、ポピュラーやジャズもありました。
少数ながら国内録音も行っていたようです。
「取り敢えず一回入会してみよう」という人も多かったようで、中古市場には結構出回っていました。
画像1 レーベル
画像2 レコード芸術1963年7月号に折り込まれていた申込書
画像3以降 1964年頃の入会用キット
アーティストには、オイストラッフ(ヴァイオリン),フルニエ(チェロ),リリー・クラウス(ピアノ),グルダ(ピアノ),モントゥー(指揮)
ミュンシュ(指揮),シューリヒト(指揮)等の大家も名を連ねていました。
掲載した資料は「月報」ではありませんので、番外編としてご紹介致します。
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