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LP初期のジャケット その2 ストラヴィンスキー/ペトルーシュカ アンセルメ
ストラヴィンスキーの三大バレエのひとつです。
主人公「ペトルーシュカ」は魔力によって命を与えられたわら人形ですが、最後に殺害されてしまいます。
アンセルメ盤(後のステレオとは別録音のモノラル盤)のジャケットには3体の人形が描かれていますが、中央が「ペトルーシュカ」、右側がペトルーシュカが想いを寄せている「踊り子」、左側がペトルーシュカを殺害する「ムーア人」を現していると思います。
最低限の知識を持ってジャケットを眺めると、ペトルーシュカの無力感や無念さが伝わって来るような気がします。
外観上輸入盤のようですが、見開きジャケットの内側に日本語の解説があります。
LPの取扱い方やカッティング・カーヴに関する説明書きがあるのもこの時代特有のものです。後者に関する深掘りは避けますが、RIAA カーヴに統一される以前のレコードは、各社各様のイコライザーが必要でした。管球式の古いプリ・アンプなどは、何通りものポジションを用意したものがありました。
まぁ、余り神経質にならずに、トーン・コントロールで「自分が心地良い」と感ずるように調整すればいい、という考え方もあります。
私などは、それでいいと思ってます(笑)。
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