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ANACHRONORM

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2004年に創業。『次なる時代の新たなヴィンテージの創造』をコンセプトに、時を超えて伝え残すことのできるモノづくりを目指している。
岡山の地場産業である「デニム」を中心に、加工・エイジング・リメイクの可能性を追求したモノづくりと、そこから派生・発展させたより自由度の高いクリエーションを実現する「AN-LABEL」と、「普遍的なデザイン」「普遍的なもの」を追求しつつ独自の解釈による『New Vintage』を提案し、定番としてリリースする「NORM - LABEL」を展開。

岡山県岡山市北区問屋町26−106 大きな地図で見る

*お店に足を運ぶ前に、HomePageで最新の情報を確認することをお勧めします。

STORY

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デニムに宿したストーリーとともに、アナクロノームの歴史を振り返る

次世代へ向けてのニュー・ヴィンテージをコンセプトに、10年、20年、さらにその先に残るモノづくりをしているファッションブランド「ANACHRONORM(アナクロノーム)」。このコンセプトを実現させるための手法の一つとして、2014年までアイテムに架空の物語を持たせていた。

「このジーンズはいつ、どこで、誰が履いていたのだろう」

舞台は1950〜1960年代のアメリカ。1人のバイク乗りが旅で出会う4人の登場人物、ウィリアム、ジャック、ニール、アレン。それぞれが織りなすストーリーに沿って、デニムにリアリティを宿していく。

当時の粗野感を忠実に再現した生地や糸。職人仕事を思わせる膝の擦れ、誰かが愛情をもって繕ってくれたようなパッチワーク……、ダメージ加工1つとっても、まるで履いていた人の人生(ライフスタイル)が浮かび上がってくるようだ。

今回は、そんなアナクロノームがこれまでに生み出してきたデニム製品を軸に、同社の過去から現在までのヒストリーを振り返る。

Brand in-depth 第二回 アナクロノームの「10年着られるデニム」と体験型付加価値への挑戦_image

Brand in-depth 第二回 アナクロノームの「10年着られるデニム」と体験型付加価値への挑戦

ミューゼオ代表の成松が気になる様々な分野のブランドを担われる方々に、ブランドの歴史やブランドを成すものは何なのかを尋ねる「Brand in-depth」。
第二回は、デニムブランド「アナクロノーム」。
『次なる時代の新たなヴィンテージの創造』というコンセプトを掲げ、一本一本こだわったデニムづくりはどのように誕生し、これからどこへ向かっていくのか。
アナクロノームのディレクターを務める田主智基さんにお話を伺います。

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コート解体新書:第六回「ガーズコート/ブリティッシュウォーム」ミリタリー系の傑作

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春夏ジャケットの選択肢に「アイリッシュリネン」という贅沢を。特徴と種類、お手入れ方法を解説!

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Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ

取材当日、山田敏夫さんはトレードマークの白シャツ姿で現れた。身に纏っているのは、もちろん自身のファッションブランド『ファクトリエ』の製品だ。

ファクトリエの立ち上げは2012年。きっかけは20歳の頃、グッチのパリ店で勤務していたときにフランス人の同僚から言われた一言だった。「なぜ、日本には本物のブランドがないんだ?」。とっさにブランド名を挙げて反論したが、こう返された。「それって日本製なの?」

その問いに答えるかのように、山田さんは挑戦を続けている。世界に通用するメイド・イン・ジャパンのファッションブランドを作る。そう決意し、29歳で起業してからこれまでに訪ねた工場は700を超えた。現在は優れた技術とこだわりを持つ55の工場と一緒に“語りたくなる服”を作っている。商品のタグには生産する工場の名前を入れ、販売価格は工場が決めるというユニークな仕組みも取り入れた。丈夫で長く着られるうえに、職人のこだわりを随所に感じる服は、多くの顧客に支持されている。

創業から10年が経ち、ファクトリエの未来をどう描いているのか、というのが今回の対談の趣旨なのだが、山田さんってどんな人物なの? という話からスタートする。単なる思い出話のように見えて、実はそこにはファクトリエの根幹があると気づくはずだ。