ザ・タワーオブドルアーガ　THE TOWER OF DRUAGA

このゲームはビデオゲームとして有名な「ドルアーガの塔」をボードゲーム化したもので、シミュレーションゲームやロールプレイングゲームを経験したことのない人でも簡単にプレイが楽しめます。２人から４人で遊べます。各プレイヤーはそれぞれのギルの強さ・移動力を設定し、移動・対決を繰り返し六階のカイの部屋へ先にたどりついたプレイヤーが勝ちです。ただし、モンスターはゲームが進むにつれどんどん強くなりますので、自分のギルを強くしなければ勝ち進むことはできません。

業務用・家庭用のビデオゲームメーカーだったナムコが自社リソースを活かして発売したファンタジーボードゲームの第一弾です。マップは両面印刷のハードボードで自由に組み合わせることができます。扉やカギのチップ、カード類はペラペラですが、ギルのメタルフィギュアが4体付属して当時としては気合の入ったコンポーネントでした。（これもまた途中で塗装を諦めてしまっています。当時はプラモから離れてしばらく経っていたので、塗装を完成させるより実際にプレイする方を優先していたのでしょう。）
ゲームは各階でカギを拾って扉を通過し、６階のカイの許へ早くたどり着くというスピードレースですが、５階で判明する特別勝利条件も満たさなければなりません。上階のモンスターは当然下層よりも強いのでパワーアップが必要ですが、パワーアップにはモンスターに勝って宝箱を入手しなければならないし、モンスターとの対決で負ければ体力を失いゲームオーバーもあり得ます。
プレイヤー同士の直接の妨害はありません。脱落率はそれほど高くないですがソリテアとしてもプレイできます。
ちなみにナムコのボードゲーム02は「パックランド」でした。

ターンスケール：　不明
マップスケール：　1スクエア＝2～3メートル位
ユニットスケール：　1コマ＝1人