アジアの戦争1944 WHEN TIGERS FIGHT

0

日本にとって「アジアの戦争」は、太平洋戦争の入り口だった。そして1944年、今度は出口を見出そうとしたのだが……

これは国際通信社が発売した「コマンドマガジン誌」1号の付録ゲームです。ルールブックは本誌巻末に綴じ込みでした。本誌中ヒストリカルノート10ページ、その他の関連記事が16ページあります。
元々はアメリカのXTR社の本家「COMMAND MAGAZINE誌」(1994年)の付録ゲームで、マップとコマはオリジナル版をそのまま使用しています。また第二次世界大戦に勝利した日本とドイツが1952年3月から中国大陸で戦う仮想戦バリアントも付属しています。当時はまだ日中戦争のゲームはほとんどお目にかからないレアテーマでした。

シミュレーションウォーゲームのブームはとうに去り、TRPGも最初の山を過ぎてカードゲームが主流になった頃、付録ゲーム付きのシミュレーションウォーゲーム誌が刊行された事を知り喜んで買ったものです。なにせ情報もない時代のことなので、実際に気が付いて買ったのは発売から1年半も経ってからでしたが。

2011年9月に「コマンドマガジン特別復刻版第1号」として表紙やマップ、コマを一新した上で、タイトルを『両虎相闘』として本誌と共に復刻再販されました。

#一号作戦 #日中戦争

ターンスケール: 1ターン=1ヶ月
マップスケール: 1ヘクス=60㎞
ユニットスケール: 1コマ=旅団~師団

Default