水晶 (quartz) 日三市鉱山 #0640A

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半透明~透明の水晶クラスターです。

日三市鉱山は、角館町と協和町にまたがる入見内川支流の日三市川に沿った地にあった鉱山です。開坑は天正年間(1573年~1592年)と伝えられ、近世は秋田藩内の重要鉱山として銅を主として銀・鉛も産出しました。
1880年(明治13年)に近隣の荒川鉱山に引き続き盛岡の瀬川安五郎の経営となり、1896年(明治29年)には三菱合資会社の経営となって明治末期から1914年(大正3年)にかけて活況を呈し、住人も2,000人以上を数えましたが、しだいに産出量が減少する中、1917年(大正6年)および1923年(大正12年)の坑内火災と鉱山街の火災により住宅の3分の2に当たる300戸が焼失し、休山しました。

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