新潟県佐渡市 古い蔵から見つかった玉髄

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佐渡鉱山といえば、江戸時代には既に操業されていた有名な金山です。

金鉱石の他には水晶、紫水晶、玉髄、黄鉄鉱が採れました。金にしか興味が持たれなかった当時は、鉱山までの道の横に水晶の塊が捨てられていたそうです。

明治に入ってからは、百瀬コレクションに所蔵されたように、立派な結晶のあるものは保存されることが度々ありました。

…が、玉髄はそのまま捨てられ、海に落ちていたりする様子。ビーチコーミングの際に拾われたり、民家の裏から割れたものが出てきたりと散々…?な状態みたいです。こちらの玉髄は、鉱山付近の蔵から出てきたそうです。

表面はきりたんぽまたは笹かま、中身はぶどうみたいなモコモコ感ある結晶。色は若干灰青。面白い標本だと思います。

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