An Illustrated Discography

0

An illustrated discography CARPENTERS

Randy L. Schmidt 氏によってカーペンターズが過去に発表したアルバム一枚ずつが詳しく解説された豪華本。
Randy氏は過去にカレンの伝記を書いているライターで、この本ではまずRandyによる詳細な解説があり、続いてカーペンターズと何らかの関わりがあるジャーナリストや作家、ミュージシャンや業界関係者などとのインタビュー形式とで構成されている。
今まで知らなかった話が満載で、更にファン歴50年近い私でさえ初めて見る写真が数多く掲載されていて、眺めているだけでも嬉しくなってしまうかなり充実した内容だ。
カーペンターズ関連の本といえば、どうしてもカレンの病気からの悲劇を題材にしたものになりがちで、私は正直言って読むのが辛くなるので今までその様な本は避けてきたのだが、これは各アルバムの内容に重点が置かれている為にアーカイブとしての存在意義は大変なものだろう。本国アメリカで発売されたアルバムを対象にしているので仕方ない事だが、できれば「Live in Japan」と「Live at the Palladium」も含めて欲しかったと言うのは贅沢だろうか。とにかくデビュー50周年の年に素晴らしい本が出版された。
著者本人のサイン入り限定本だよ。

Book Trailer
https://youtu.be/hsIOGGy_eqg

Default
  • File

    kyusha_fan

    2023/07/02 - 編集済み

    好きでよく聴いてた頃のカーペンターズから音楽の方向性が変わったなと少しづつ疑問を感じながらも「パッセージ」まで何とか買ってました。しかしそれ以降はカーペンターズを積極的に聴く事がなくなりました。それから数年後、カレンの訃報聞いてさすがにショックを受けました。まだ若かったのにとても残念に思いました。

    返信する
    • File

      ただくん

      2023/07/03

      コメント有難うございます。
      私も同様の感触を持っていて、アルバムは買って聴き続けていましたが、パッセージ以降は少々熱は冷めていました。そんな中でのカレンの訃報は余りにも衝撃が大き過ぎて、その後10年近くに渡って全く聴くことができませんでした。それが何とか乗り越えられたのはライヴインジャパンのビデオを観て大泣きしてからでした。でも死後に発表されたvoice of the heart に至ってはA面は1回聴きましたが B面は未だに聴いていません。そろそろ聴いてみようかな、と最近思っています。

      返信する
    • File

      kyusha_fan

      2023/07/03

      私は音楽性の変化を第7集の「ア・カインド・オブ・ハッシュ」から感じてました。何かアルバム全体に躍動感溢れるメロディアスな曲が少ないと感じたのでした。次のアルバムに期待して「パッセージ」まで買い続けましたが、その違和感は解消されませんでした。お兄さんのリチャード・カーペンターも今迷走してるのかなと私なりに考えました。その辺りからカーペンターズを聴く機会が減っていき、それから数年後に飛び込んできた訃報。ジョン・レノンが凶弾に倒れた時以来の衝撃でした。

      返信する