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- 10F 自動車の部屋【1/43 ラリーカー編】
- 1/43 NISSAN 240RS 《Monte Carlo 83》
1/43 NISSAN 240RS 《Monte Carlo 83》
“Rally Special”
1970年代に“510ブルSSS”や”“240Z”、“PA10”を《サファラリー》などの長距離耐久ラリーへ投入し大活躍、「ラリーの日産」と呼ばれていた日産自動さんが、その復権を掛け新たに開発し1983年に投入したのがGr.Bマシンの“240RS”です。
さてこのGr.Bというカテゴリーは、連続する1年間に200台以上の生産が義務付けらており、生産した車両より20台の“エボリューションモデル=実戦モデル“の製作が可能というがお決まり、同じ日本のTOYOTAさんはこの考えに基づき、後から変更不可能な最低部分だけ盛り込んだ市販車の”CELICA COUPE 1800GT-TS(TA64型)“を販売し、これをベースに“CELICA TWIN CAM TURBO Gr.B”を製作して大活躍しました。
それに対し日産さんはプライベーターさんにもよりラリーへ出場してもらおうと、市販車状態で即実践可能なモデルである“240RSを販売します。
(1985年二玄社さん発行の“ WHAT IS GROUP B?”ムック本内に、日本の排ガス規制に合致させた240RS販売の広告が載ってましたね♪)
3代目シルビアのS110型をベースにエンジンを専用の”FJ24“へ換装、ボディワークもベース車の面影は残るものの、各パネルの樹脂化や開口、オーバーフェンダーを組み合わせたことによりスパルタンな外観へ仕上がっています。
WRCでの優勝こそありませんでしたが1983年NZ Rallyで2位、1985年サファリラリーで3位などの戦績を残しました。
展示モデルは“240RS”のデビュー戦となった1983年の“Monte Carlo Rally”へ、これまたWRCデビュー戦となった“Timo Salonen”選手がドライブした車両で、“f-project”さんのレジンキットを組み立てたもので、灯火類の透明化ついでに内部を再現してみました♪(エンジンは大学学食の“割箸”製♪)
今にして思うと、ちょっと屋根が低すぎますね~
【模型資料】
・模型メーカー:f-project
・製造国 :ポルトガル
・製品番号 :?
・製品タイトル:NISSAN 240RS MC 83
・発売時期 :?
【実機資料】
・実車メーカー:NISSAN
・デザイナー :-
・形式 :BS-110
・シャーシ# :?
・エンジン :NISSAN FJ24改(L4 2,340cc )
・完成年 :1983年
・カテゴリー :Gr.B12
・模型イベント:WRC 51. Rallye Automobile de Monte-Carlo 1983_14th
・運用組織 :Nissan Motorsports Europe:NME
・ドライバー :Timo Salonen(FI)
・コ・ドライバー
真適当工作
2023/04/15エンジンが割り箸製ですか⁉️
凄く良くできているんですが、プラ板とか使わなかったのはなぜですか😅
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ちゃぽん
2023/04/15 - 編集済みコメントありがとうございます(^^)/
当時、何故か”物凄く分厚い”割箸がいっぱい食堂に残っていて(多分不良品(笑))本来の目的では使えそうにもないので、おばちゃんに言っ貰って帰り、カッターで削ったら思いの外加工し易く、気がついたらエンジンになってました(笑) ちなみに展示しているストラトスとRX-7のエンジンも”割箸”製です(^^)/
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真適当工作
2023/04/15なるほど‼️木は加工しやすいですからね❗
私も木で作って瞬間接着剤で固めて使用することがあります👍️
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ちゃぽん
2023/04/15はい♪ ソフト99のプラサフ掛けまくって、目止めしました(^^)/
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うえだかずや
2023/05/24 - 編集済み確か240RSは右ハンドル仕様と左ハンドル仕様がありますね、生産は僅か100台位ですねー?
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ちゃぽん
2023/05/24コメントありがとうm(_ _)m
当時見た資料では、確かGr.Bのホモロゲ用200台中50台が右ハンドル車と書いてあったと記憶していま~す(^^)/
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