1/500 Singapore Airlines AIRBUS A380-800 Reg.9V-SKA (Herpa)

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1990年代初頭にAIRBUSさんが、それまでの大型機の主力“ボーイング 747型”に取って代わるべく、総2階建ての超大型機“A3XX”の開発をスタートさせ、これがのちのA380になります。
ちなみに開発順序的にはA330・340の次なのに、なぜ飛び番でA380へなったかの理由には諸説ありますが“総2階建ての機体断面形状が”8”に似ているから”って説が面白いですね、また”-800”も色々説がありますが、個人的には”最大座席数800席”から由来しているというのが一番シックリします。
同時期にボーイングさんやロッキードさん、はたまたスホーイさんまでもが同様の開発に挑みましたが結果断念、いかにハードルの高い構想かが判りますね。
エアバスさんも自体も開発に手こずり、計画スタートから原型機初飛行まで16年の歳月を要し、更に“ローンチカスタマー”である“シンガポール エアライン”への納機へは2年が必要でした。
そんな難産の末にやっと誕生した本機ですが、それまでの根本概念“Hub-&-Spoke(拠点間は航続距離の長い大型機で、拠点から地方間は小型機で運用)”を打ち破る、“Point-to-Point(長距離間の地方間を小·中型機で直接を結ぶ)”概念機材を、ライバルのボーイングさんが“787型”として具現化したことにより、更に“新型コロナウィルス パンデミック”による航空需要が急速に落ち込んだ事で、早々と生産終了となった悲劇の機種とも言えます。
初めて本機を見たのが、フランクのラウンジで本機への搭乗待ちをしていた時だったのですが、タクシーで目の前のブリッジに接続する為、どんどん近づいてくるときの迫力を今でも覚えています♪(スケール感が変すぎる〜 笑)

展示モデルはシンガポールエアラインさんの機内販売専用品で、同エアライン搭乗時に購入したモノです♪
同社が複数運用するのA380の中で、この“9V-SKA”は2007年度に最初に納機された機体でだったのですが、前記のように過剰機材となり機齢10年という短さで引退してしまいました。製品自体は製造元のHerpaさんらしいソツのない出来ですが、何故か左主翼裏面のReg.印刷が省略されていたので、自作デカールを貼って対応しました(^^)/

【模型資料】
・模型メーカー:Herpa
・製品番号  :507141-002
・製品タイトル:SINGAPORE AIRLINES Airbus A380-800
・発売時期  :2007年

【実機資料】
・運用会社  :Singapore Airlines
・実機メーカー:AIRBUS
・実機形式  :A380-841
・製造番号  :003
・運用開始年次:2007年10月
・退役年次  :2017年12月
・Reg.    :9V-SKA

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