クラシック音楽のCDを展示しています。どの時代も幅広く網羅できるよう、目指していきます。
17世紀頃の音楽。一般に知られている音楽家はこの時期から登場する。後期の1685年にはヨハン・ゼバスティアン・バッハとゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの二大音楽家が生まれる。特にバッハは今に続く音楽の基礎を固めたとして、「音楽の父」と称される。
画像はバロック時代の楽器（バスケニス画）。
18世紀頃、バロック音楽からロマン派の音楽を結ぶ時代。ソナタ形式の発展、加えて交響曲などの興隆が見られる。
「交響曲の父」ハイドン、「神童」と呼ばれたモーツァルト、聴力を失ってなお作曲を続けたベートーヴェンをまとめて「ウィーン古典派三大巨匠」と呼ぶこともある。
カバー画像はハイドンの像（FlorianSimon撮影、ウィキメディア・コモンズ）。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト（1756年 - 1791年）はハイドン、ベートーヴェンと並ぶ「ウィーン古典派の三大巨匠」の一人である。幼少の頃から才能を発揮し、「神童」と呼ばれた。35歳という短い生涯の中で600曲以上を作曲し、その中には我々が聴きなじみのあるフレーズも多い。カバー画像はヨーゼフ・ランゲによるモーツァルト。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン（1770年 - 1827年）はドイツの音楽家。20代頃から聴力を失い始め絶望
の淵に追いやられるも、希望を捨てずに作曲を続け「交響曲第5番＜運命＞」「交響曲第9番」などの傑作を作り上げた。音楽家として初めてメトロノームを使用するなど、その後の音楽に与えた影響は大きい。音楽の聖人「楽聖」と呼ばれる。
19世紀のヨーロッパを中心とした音楽。音楽家たちは自己の内面を、感情を表現しようとした。
カバー画像は友人たちに囲まれてピアノを弾くシューベルト（ユリウス・シュミット作）。
19世紀に入ると民族運動が高まり、自国の民族の要素を音楽に取り入れる音楽家が現れた。ロシア、チェコ、北欧などの音楽家が含まれる。
音楽も20世紀に入ると、それまでとは違った特徴を持つ音楽が登場する。そして2つの世界大戦にあたって、調性を持たない（無調の）音楽や電子音楽など、音楽は急激に変貌していく。カバー画像は世界初の電子楽器「テルミン」を演奏するレフ・テルミン。
（幅が広いので展示CDが増えたら分割します）
