アピチャッポン・ウィーラセタクンとは?
アピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul・1970年生まれ)は、バンコク出身の映画作家・美術作家。
幼少時からアートや映画に関心があり、映画館に足繁く通う。 1994年コーンケン大学(Khon Kaen University)で建築学士号を取得後、1997年にシカゴ美術館附属美術大学(The School of the Art Institute of Chicago、略称:SAIC)で美術・映画製作の修士過程を終了する。
初長編映画「真昼の不思議な物体」が世界各地の映画祭で賞を受賞。2010年に制作した『ブンミおじさんの森(Uncle Boonmee Who Can Recall His Past Lives)』は「カンヌ国際映画祭」にてパルムドール(最高賞)を受賞する。
映画監督のほか、美術家としても活躍し、インスタレーション、写真、彫刻、舞台作品などを手がける。