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欧州ガラス紀行 (ほたるの本)

世界文化社 2006年

ガラス工房に今も息づく職人技と歴史を訪ね、類い稀な逸品を収蔵するミュージアムを巡る工芸紀行。

何故、同じワインの味もグラスによって異なるのか、この『欧州ガラス紀行』を一読したら答えがわかることでしょう。そしてワインの味にもうひとつ深みやニュアンスも加わるはずです。グラスは食器であると同時に、ヨーロッパの輝きの芸術。ハプスブルク家やブルボン王朝始め王侯貴族に愛され、ジャポニスム、ベルエポック、世紀末ウィーンに咲いた光の華。そんな優雅な背景を知れば知るほどワインも美味しさを増すというもの。あっ、ビールでももちろん。そういえば懐石の名店ではカリガラスのグラスをビールに用いますね。「カリガラス?」これも本書を一読いただければ・・・と。

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役目を終えたシャンデリアを、もう一度輝かせてあげたい_image

役目を終えたシャンデリアを、もう一度輝かせてあげたい

きらびやかに輝く様に、思わず息を呑んでしまうシャンデリア。

富裕層のステータスシンボルとして普及した歴史があるシャンデリアですが、解体されたパーツは、国内のアンティークショップや蚤の市で入手することができます。

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんは、このクリスタルガラスを集めて密かに企んでいることがあるようです。