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マッチラベル 明治 大正 上方文庫コレクション (紫紅社文庫)

紫紅社 2010年

明治・大正時代のレトロなマッチ箱ラベル・コレクション。オールカラーで紹介

家電化された現代の日常生活で我々はマッチを使用する事はなくなりつつある。煙草の火も百円ライターにとって代わられマッチの無い家庭も多い。マッチは明治から大正期、日本の大きな輸出商品で三井物産もマッチは主力商品の一つだった。マッチはとくにそこに貼られた商標ラベルが命で商標の力は絶大だった。それだけにラベルのデザイン制作には細心の注意を払っている。他社と差を出すためのその卓越したデザインの奇抜さに、ラベルを見ていると異次元の世界に吸い込まれそうで後戻り出来なくなる。本書は明治から大正期のマッチラベルを生産地、製造書別に分類して編集。大人気、紫紅社編集「京都書院アーツコレクション」の新装版! (本書の内容は京都書院アーツコレクションの「日本のマッチラベル」と同じです)

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小さなマッチ箱に隠された多くの物語。時代を超えてつながる小さな灯(あかり)。_image

小さなマッチ箱に隠された多くの物語。時代を超えてつながる小さな灯(あかり)。

「マッチ箱を集めることは、物語を集めること」

そう語るのは、マッチ箱を紹介するブログ「マッチ好きの少女」の筆者であり、3000個近いマッチ箱を集めている白あずきさん。
数多く集めたマッチ箱は、知り合いから譲り受けたり、ネットオークションで入手した物も多いが、自分の足でお店に出向き入手したマッチ箱だけでも700個を超える。それらのマッチ箱を眺めると、入手した時の背景が蘇るのだと語る。お店の内装、マスターの顔、店員との会話。そんな物語を聞きたくて、白あずきさんにお気に入りのマッチ箱を見せてもらった。