現代美術作家・越中正人が新作個展「つまり“Please” / Please let me…」を開催

File

現代美術作家・越中正人の新作個展「つまり“Please” / Please let me…」が東京のギャラリーnca | nichido contemporary artで開催されます。

本展では、今日本が抱える問題の一つである「私たちの労働への関わり方」に焦点を当て、越中本人や近しい友人の体験やメディアで最近大きく取り上げられた事件を題材に、写真と映像、そして最先端の技術、AR(Augmented Reality - 拡張現実)を取り入れた作品で構成されています。

会期は2018年11月29日(木)から12月25日(火)までとなっています。

リリース配信元:nca | nichido contemporary art
リリース配信日時:2018年11月24日

越中正人は1979年大阪府生まれ。これまで「集合」と「個」- 集合(集団)のなかにおける個々(個人)の位置、存在意義、またその関係性を自身の経験を通して他視点から考察し、写真や映像を用いてそれを作品に表してきました。

その背景にはメディアによって植え付けられた現代社会の暗黙のルールに、私達日本人の多くが当たり前のように受け入れ、集団規範に縛られている風潮に違和感を覚えたことがあります。

本展では、越中本人・「きかんしゃトーマス」そして蜘蛛の三者の働き方の違いをひとつにまとめた写真作品「three-way」。
「きかんしゃトーマス」のセリフの吹き出しと実際の蜘蛛のスケッチをAR技術を使ってアニメーションとして動かしている写真作品「7 times」。
越中本人がベトナムへ行き、外国人技能実習生を送り出している現地の施設の取材を通した映像作品「technical intern trainee」。

これらの3作品を中心に、「私たちの労働への関わり方」を主題とした展覧会が開催されます。

詳細

会場:nca | nichido contemporary art
会期:2018年11月29日(木) – 12月25日(火)
営業時間:火 – 土 11:00 – 19:00 (日・月・祝 休廊)
オープニングレセプション:11月29日(木)18:00 – 20:00
オープニングに合わせ、作家も在廊いたします。
Supported by DMM.make | 株式会社オルジェスタ

File

nca | nichido contemporary art

nca | nichido contemporary artは、「日動画廊」の新部門として2001年に設立された現代アートのギャラリー。

1928年の創業以来、日本に初めて西洋絵画を紹介し、革新的な企画によって文化の普及に努めてきた日動画廊の創業・開拓理念を深く受け継ぎ、欧米のコンテンポラリーアートを中心に企画。

2015年に台北支店をオープンして以降はアジアのアーティストや若手日本人作家も積極的に紹介している。

画像は"HANDMADE" Vik MUNIZ - installation view at nca | nichido contemporary art / by Kei OKANO

Read 0%