山本現代、URANO、ハシモトアートオフィスが合併し、2018年11月22日にオープンする「ANOMALY(アノマリー)」。第一弾として、Chim↑Pomの「グランドオープン」が開催されます。
Chim↑Pomは、2005年、卯城竜太、林靖高、エリイ、岡田将孝、稲岡求、水野俊紀の6人により東京で結成され、そのデビュー以来、数々のビエンナーレに招聘されながら、東京・高円寺のキタコレビルを拠点に、歌舞伎町や広島、メキシコなど世界各地で、自主企画で様々な活動をしています。
積極的かつ変則的に、社会と個人の関係、ボーダー、今を生きる矛盾を、忖度なくあぶり出す作品を発表し続けてきました。
その鮮烈な活動と作品の多くはタブーや社会問題に触れ、それでいて対象や関係者と笑い合えるところまでディープな関係を作る、という独特の手法で、国内外ともに異例の評価を獲得しているアーティスト集団です。
「グランドオープン」展では、彼ら特有の視点から「都市論」を展開します。
オリンピックを2年後に控えた東京の街が急速に変化していく中で、何が採択され、何が排除されているかを日々痛感し続けているChim↑Pomが、これまで連発してきた都市論にまつわるプロジェクトの集大成を、ANOMALYで結実させます。