今回発売する新製品は、照射物の色を忠実に再現する高い演色性(※1)の光を実現しました。平均演色評価数(※2)Ra95に加え、特殊演色評価数(※3)を含むR1~R15の全てにおいて、90以上(※4)を実現。太陽光のもとでものを見るときに近いレベルで色を再現でき、全ての色がバランスよく見えるため、展示物の照射に向いています。
また器具の個別調光が可能で、調光範囲も0%・約0.5%~100%と幅広い調整を行うことができます。調光ダイヤルも本体と同径のサイズのため操作しやすく、簡単に明るさを調整し、それぞれの照射物に最適なライティングを実現します。
さらに電源ボックス部分がないため、パナソニック製の従来のスポットライトと比べ、狭いスペースに取り付けることが可能。運搬性や収納性にも優れたスリムでコンパクトなデザインのため、展示切り替えの効率化を図ることができます。
パナソニックは、「パナソニック 汐留ミュージアム」の保有、運営を通して、美術品や展示についての知見、ノウハウを蓄積し、照明器具の開発に生かしています。今後も、美術館・博物館向けの製品を展開し、展示物の趣きを変えることなく、質の高い快適なあかり空間を提案していきます。
1. 照射物の色を忠実に再現する高演色性の光を実現
2. 0%・約0.5%~100%の範囲で器具を個別調光することが可能
3. 電源ボックス部分がなくなったことで運搬性、収納性の高いスリムでコンパクトなデザイン
※1 演色評価数:対象とする光源の基準光源に対する色の見えの忠実度を数量的に表わしたもの
※2 平均演色評価数:基準光源に比べ、どの程度忠実に色を再現しているかを定量化したもの。R1~R8の色票を用いて評価した演色評価数を平均したもの。100に近いほど、色は自然に見えることになる。
※3 特殊演色評価数:R1~R8に含まれない7色の試験色の色票を用いた演色評価数。
※4 3500K、4000KのR12を除く