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関ヶ原大作戦 関ヶ原への道
「関ケ原大作戦」は、徳川家康率いる東軍と、石田三成を中心とする西軍が戦った関ケ原の戦いを、濃尾平野から畿内全域に至る作戦レベルで再現したゲームです。
関ケ原の戦いをシミュレートしたゲームは星の数ほど存在しますが、大別して2つのタイプに分かれます。合戦当日の両軍の戦闘のみに焦点を当てたタイプと、合戦に至るまでの両陣営の調略を含んだタイプです。日本の合戦はその殆どが両陣営が布陣した時には勝敗は決まっていると言われるのは、この事前工作によって自陣にどれだけの大名を味方につけるかが非常に重要であり、勝敗を左右する決定的な要素となるからです。
後者に関してはその殆どが各大名への調略を含むのでソロプレイは不可なのですが、このゲームの最大の特徴は、事前工作をシステムに含みながらも一方のプレイヤーだけが得る情報を完全に廃し、あえてソロプレイ可能なシステムに仕上げている点です。デザイナーの意気込みが感じられる、ソロプレイヤーに優しいゲームです。
#関ケ原の戦い