STシャモン突撃戦車 (前期型)

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サン・シャモン突撃戦車は、第一次世界大戦においてフランスが開発、実戦投入された初期の戦車です。車体前面の右側に75㎜榴弾砲を装備し、副装備として重機関銃が4門装備され、乗員は8名、後期にはドイツ軍の手りゅう弾や徹甲弾に対するため上部に傾斜をつけたり、装甲を11㎜から追加で8㎜装甲版をつけたりして強化を図っています(後期型)。1917年に実戦投入されましたが、投入された16両のうち15両がドイツ軍の設置した塹壕にはまり行動不能、多くが撃破されてしまいました。車長に比べてキャタピラの短さが欠点となり、塹壕渡河能力が低かったのが致命的でした。大戦を通じて全部で377両が生産されましたが、あまり活躍はできなかったようです。

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