バスミニチュアカーコレクション No.932 ウッド ダイカスケール No.116 日野 RE 川崎臨港バス

0

川崎臨港バスは神奈川県川崎市にあるバス会社で略称は「臨港バス」と地元では呼ばれ、1937年創業以来この呼称は公式にも使っているそうです。1958年に京急グループ入りして、現在は100%京浜急行電鉄の完全子会社になっています。
この銀色に紺色のシンプルなボディーカラーは「銀バス」と呼ばれた創業以来の歴史あるボディーカラーでしたが旧塗装で1989年に現在の白地に青と赤のストライプに変更されました。このモデルが発売された頃はメインのカラーで今となっては貴重な塗色再現資料です。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。

このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

#バスミニチュアカーコレクション 
#ウッド
#ダイカスケール 
#No.116
#日野自動車
#RE
#川崎臨港バス
#路線バス

Default