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- バスミニチュアカーコレクション No.924 ウッド ダイカスケール No.106 日野 RE 京成電鉄バス
バスミニチュアカーコレクション No.924 ウッド ダイカスケール No.106 日野 RE 京成電鉄バス
このモデルは、東京都足立区、葛飾区、江戸川区から千葉県北西部を主なエリアとし、路線バスを走らせています。京成電鉄バスは1930年に「京成電気軌道」が子会社として「京成乗合自動車」を設立したのが始まりです。親会社の社名変更により「京成電鉄バス」となり、1999年に京成電鉄のバス事業部門から独立し「京成バス」となり京成電鉄グループのバス事業会社として現在に至っています。
このモデルのボディーカラーは京成電鉄バス時代から色調がやや違うようですが京成電鉄の電車に近いイメージに近く、一般路線車のボディーカラーは、白色・青色をベースに、窓下には青ラインの下に細い赤ラインを描かれ現在も基本的には同じデザインが踏襲されています。
京成電鉄バスは、日産ディーゼル工業(現UDトラックス)を除く、主に三菱ふそう、いすゞ、日野の3社のバスユーザーだったため、このモデルが発売された頃はこの日野REの路線バスは存在していたと思われます。
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100
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