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- バスミニチュアカーコレクション No.920 ウッド ダイカスケール No.158 日野 RE 九州アフリカンサファリ
バスミニチュアカーコレクション No.920 ウッド ダイカスケール No.158 日野 RE 九州アフリカンサファリ
株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車か前扉車だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、すべて塗装により再現していることも面白い。それに加え旧塗装のまま販売が継続されているモデルもあります。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、路線バスや観光バスではなく全国の4か所のサファリパークのサファリバスをモデル化した内の1台で、大分県宇佐市安心院にある九州アフリカンサファリ(正式名称は九州自然動物公園アフリカンサファリ)の窓枠辺りにアクセントの朱色の縁取りがあるサファリ柄の園内遊覧バスをモデル化しています。実車の写真がパッケージに掲載され間違いなく実車も日野REで実車と一致しています。このモデルもすべて塗装で再現するなど味のあるモデルです。
大分方面の出張帰りに九州アフリカンサファリを訪れて入手しました。
九州アフリカンサファリは1976年に開園したサファリパークで、115万㎡の敷地におよそ70種、1400頭を飼育する日本最大のサファリパークで、レストラン東天紅などを経営する小泉グループの経営で、富士サファリパークとは兄弟関係になるようで、園内バスのデザインも似ています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。
モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100
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