【バスミニチュアカーコレクション No.1618 ニシキ 小田急観光】

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、錦は販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
小田急電鉄のこの小田急観光バスのモデルは小田急電鉄時代のバスがモデルで、現在は小田急バスとなっています。ニシキに移管した初期のモデルで、1986年に発売されNo.203の番号が与えられています。小田急バスのトレードマークのシェパードをモデルにした犬のマークも再現されており、前扉のみの観光バス仕様でモデル化されています。
小田急バスによると路線バスのボディーカラーの赤いラインは情熱を表し、白いラインは清潔と忠実を表している。赤いラインの間に白いラインが引かれているのは、情熱の中にも常に理性があることを意味するとあります。
1982年に登場した富士重工業の15型R3のいすゞスーパークルーザーにも似ていますが、特定はできませんが、この金型を用いてバリエーションが誕生しています。
ウッド時代は金属製のシャーシでしたが、ニシキに移管された頃から、プラスチック製に変更されています。
しかし、1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはニシキ、ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはニシキ、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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