バスミニチュアカーコレクション No.504  EFE ROUTEMASTER PROTOTYPE RED

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ルートマスターの試作車としてこのモデルとなったRM1 ライセンスプレートSLT56は、1954年2月1日に、試験的に営業運転を260系統 ALDWYCH行として開始しました。
先代のLTモデルの押出の強いフロントグリルの存在をグッと小さくし、ボディに取り込んだデザインはハーフキャブデザイン共にモダンなスタイルに生まれ変わりました。
左側のフロントフェンダーとボンネットが同じ水平ラインでデザインされており、量産型よりモダンなデザインに見えます。1954年ロンドンのアールズコートで開催された商業車自動車ショーで発表されたショーモデルの、ラジエターは床下のエンジンの後ろに取りつけられました。これによりフロントグリルは空気取り入れ口のないスッキリとした丸みを帯びたデザインになりました。しかし、実際の運行に供されたプロトタイプはラジエターをエンジンの前に垂直に取りつけた、グリル付きとなりました。このRM1はロンドン市内を走る定番の赤いボディとクリーム色のデッキラインを備えています。
およそ、一年間の試験走行を重ね、各種データを収集し、ルートマスターの量産タイプへと移行していきました。
このモデルは次のNo.505と共にロンドン交通博物館のオリジナルモデルとして「ルートマスター運行50周年記念モデル」として2台セットでロンドン交通博物館のミュージアムショップ限定で販売されました。
実車は、ロンドン交通博物館に動態保存されています。
このモデルのおよその大きさはL:110 W:31 H:55、裏板にはAEC ROUTEMASTERBUS EFE 1:76と刻印されています。

モデルメーカーはEFE、ブランド名はEFE、スケールはS=1/76

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