【バスミニチュアカーコレクション No.1605 ウッド 日野 RE120 岩手県交通】

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株式会社ウッドが、日本で最初に北海道から沖縄までのバスをモデル化したメーカーで、売れそうな大都市のバスばかりではなくローカルなバスまでモデル化を1970年代後半から発売してきたことは特筆に値します。
ただ、全国のバスをモデル化はしましたが、路線バスの車種は日野REの前中扉車が1種、観光バスは前扉1種だったため、後扉のユーザーや日野車を採用していないユーザーもすべて日野REで再現されることになります。
また、他社がシールや近年ではタンポ印刷で再現しているボディグラフィックは、タンポ印刷で再現されています。
このモデルは初期のモデルでシャーシもダイキャストであったため、TOYとして作られたモデルとしてはいい味を出していると思います。
1970年代から1980年代の全国のバスの貴重な塗装再現資料としての存在価値があると思っています。
その後、ウッドからニシキ(現在は錦)に1984年に移管され、ニシキは販売代理店のダイカスケールを2015年に設立し、現在もダイカスケールの愛称で生産販売が続けられています。
このモデルは、岩手県の岩手県交通の路線バスをモデル化したものです。
岩手県交通は盛岡市に本社を置き、盛岡市以南の県央、県南エリアで路線バスを運行しています。同地域で営業していた3社が共同出資してできた会社で、1976年に設立され、このシルバーにライトブルーのラインが入ったデザインが採用されました。
日野RE120ですが折り戸の前扉と、引き戸の中扉のいわゆる路線バス仕様でモデル化されています。
このモデルのおおよその大きさはL:110 W:25 H:30 1/100、裏板にはウッド RE120 Hino ダイカスケール S=1/100 MADE IN JAPANと刻印されています。

モデルメーカーはウッド、ブランドはダイカスケール バスシリーズ、スケールはS=1/100

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