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日本の別注グリーン
本当に久しぶりのアイテムの登録ですが、日本の別注グリーンのインソックです。
●画像1 エイボンハウスのロゴ。最も古くにグリーンに別注を掛けた日本の会社ではないかと思います。エイボンハウスは靴箱もオリジナルのデザインにする凝りようでした。グリーンだけでなく、トリッカーズにも別注を掛けていました。
●画像2 ご存知ロイドフットウェアです。社長の豊田さんは、当初家具屋さんとして開店しましたが、その家具のディスプレイが引き立つように洒落た靴を傍らに飾ろうとして間違って多すぎる注文してしまい、そこから靴屋を始めることになってしまったのは有名なお話です。
●画像3 ロイド・ジェニングスのロゴほぼそのままですが、ロイドジェニングスが2年で無くなったので「笑って許して(和田アキ子)」です。箱や包装などにはお金を掛けない分、他社よりお手頃価格でグリーンを提供していました。
●画像4 ユナイテッドアローズの別注ソブリン。これはグリーンのディフュージョンラインですから、品質はちょっと劣ります。ただロゴも靴箱もオリジナルでかなり力は入っていました。
●画像5 94年頃(旧グリーン最晩年)に別注を掛けていた「ヴォヤージュ・ド・デビュ」。フランス語で「処女航海」を意味しますが、1994年にパリのカプチーノ・ピュエラ社製品を中心に10ブランドを独自ブランドとしてセレクトショップ形態の直営店を全国展開しました。このインソックの「5668」の意味は今も分かりません。
●画像6 ロゴが薄くなっていますが、ABCマート別注のグリーン。インソックはホーキンスネームになっています。ABCマートが当時ホーキンスの代理店をしていたことからこのインソックになったようです。
●画像7 80年代後半に鈴木晴生さんが創業した「メッサーフリッツ」別注。会社名もドイツ風ですが、インソックにもHERGESTELLETとドイツ語で「製造された」という意味の単語がスタンプされています。鈴木さんはVANジャケット、テイジンメンズショップ、エーボンハウス(いずれもお世話になったブランドばかり)などを経てこの会社を創業し、その後シップスのクリエイティブアドバイザーになりました。今は齢80を超えていらっしゃると思いますが、ご覧のとおりの「いけオジ」です。
グリーン参る
2024/04/25エイボンハウス別注トリッカーズのインソックのロゴです。
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0318
2024/07/04 - 編集済み素晴らしい世界に連れて行って頂きました。
私も靴が好きで、Colehaanのビッドモカシンなど40足を超えたところで、足は2本と思い至り、止まりました
さて、ロイドフットウェアの豊田さんのエピソードに出逢い、懐かしく、メールいたしました。
0318 80F 代官山 Junk City で豊田茂雄さんを取上げています。 お時間のある時にでもどうぞ。
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グリーン参る
2024/07/04 - 編集済み0318さん、
コメントありがとうございます。
御紹介頂いた豊田さんのフロア、拝見しました。代官山近郊が0318さんの青春の聖地なのですね。「同潤会アパート」は今や伝説となった建物です。私は生まれも育ちも北海道なので、代官山のことはあまり存じ上げませんが、その風景もずいぶんと変わったことでしょう。代官山駅前にあったロイドフットウェアもかなり前に無くなってしまいました。代官山駅前で友人を待つ間に寄ったロイド代官山で、旧グリーンのサンプルをゲットしたのは懐かしい思い出です(笑)。
「足は2本」、耳の痛いお言葉です。私は職場で午前と午後で革靴を履き替えることが多いのですが、毎日違う靴を履いてもこの靴の数ですから履いた靴が次に登場するのはいつになるか分かりません(冷汗)。しかし、歩くための靴は一足、時間を確認する時計は一つあれば十分なことを考えると、「好き」ということは数ではカウント出来ないものなのだと思います(笑)。
コールハーンのビットモカシンを履いていらしたのですね。グッチとコールハーンのビットモカシンは当時憧れの靴でしたよね。画像は80年代チャーチのビットモカシンです。コールハーンより固い雰囲気ですね。
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