明治初期? 六角柄違い五段重

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明治初期の製作と思われる六角の五段重です。六面全て異なった変り塗で、加えて蓋も違う模様です。一枚目から順に「菊霜」「月代」「高雄」「おく霜」「網代木」六番目の変り塗の名称は不明です。蓋は菊霜の赤バージョン。高さは22.8㎝と割と小型のお重です。
六面すべて違う模様というのは大変な作業量だと思います。加えて画像8でもお分かりの通り、重箱の木口にすべて各面と同じ変り塗を施しています。職人さんの凄い執念ですね。

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    kyusha_fan

    2023/05/26

    明日27日に国宝級の品物が競売にかけられるそうですね。その品物とは、豊臣秀吉が実際に愛用していた「黄金の茶道具」だそうです。今のところ落札予想価格は3億円だそうです。😱

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    グリーン参る

    2023/05/27 - 編集済み

    kyusha_fanさん、
    コメントありがとうございます。黄金の茶道具、利休の対極にある茶道具ですよね。これが待庵にある茶会はやはり想像できません(笑)。
    私は利休の趣味はさほど好きではありませんが、初代の楽茶碗には言いようもない魅力を感じます。

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