磁器から古代が見える切手

0

美しい~中国の陶磁器、、
これら磁器と見ましたが、カタログには
“景泰藍”(けいたいらん)とあります。

聞いたことのない、でも美しい青♪

時代は…
1枚目左→元
〃右→明
2枚目左→清
〃右→清
3枚目左→明
〃右→清

全て同じ時代じゃないんですな。
それなり中世から作られてる技法なのか。

調べてみると、北京で作られている“七宝”(しっぽう)の焼き物のようです。

なるほど…
手間のかかる七宝であっても中国職人の手にかかれば、、という感じの雅びさであります。

私の注目はなんといってもその既視感w
どこかで~
ピンとくるこの形~♪

そう、殷や周の青銅器です😆
4枚目以降に比較を載せてみました。

4枚目の三本足はまさしく“鼎”(てい、あがた)
鼎は青銅器の中で最も多く作られ。
その位置づけも格別だったとのこと。

日本の磁器でも、これを模した作品見たことありました。

5枚目は“觚”(こ)と呼ばれる酒入れ。

6枚目は“卣”(ゆう)、
取手のついたこれも酒入れです。

切手の2枚目左は“尊”とついてます。

青銅器でもよく見かける“尊”とは、
生け贄の動物や鳥をかたどった、個性豊かなフォルムが見つかってます。

こんな感じで古代をリスペクトしてたのか…
と思うと興味深く。。。😊
景泰藍ももっと知りたくなるーー。

リスペクトというか、
もしかしたら呪縛のように?踏襲されてるのかもしれません。

青銅器時代の王朝は、中国でも建国のロマンや伝説にいろどられる時代…

これらの模倣は、自国の源流をたどる旅~
のような形なのかもしれません。

なーんて青銅器ファンな私には
思えてきちゃいます😊

Default