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ドラキュラ・吸血のデアボリカ
今回はある意味「珍品」の吹き替え入りDVDをば。ドラキュラ映画の吸血のデアボリカです。
クリストファー・リーがドラキュラを演じた映画は殆ど英国のハマー・フィルム製ですが、この映画はスペイン製。ハマー版のリメイクというよりも「スペイン版ドラキュラ」と言った方が方が正しいですね。
このDVDのどこが珍品かと言うと、まずジャケット。CDケースサイズの、初期のDVDソフトによく見られた形でありますが、なんとも味気ない、白地にタイトルだけという、売る気があるのかないのかよく分からんデザインです。右下に小さく書かれた日本語のタイトルを見逃せば誰もドラキュラ映画だと気付かないんじゃないか?
もう一つ、大抵の吹き替え付きのソフトは音声が「原語/日本語」字幕が「オン/オフ」に切り替えられる仕様になってます。ところがこのDVD,字幕がありません。鑑賞するには字幕なしで見るか吹き替えか、という二択のみ。字幕派の人はブチ切れるかもしれませんな。おまけに画質も悪いし。
肝心の吹き替えはクリストファー・リーと言ったら千葉耕市。厳かに吹き替えられてます。
面白いのはドラキュラを退治するヘルシング教授でも有名なピーター・カッシングの吹き替えも千葉氏がフィックスなんですね。二人が共演する映画ではリーの声を家弓家正氏が担当してました。因みにこの映画のヘルシング役はハーバート・ロム。「ピンク・パンサーシリーズ」のドレイファス署長の人ですね。
#吹き替え #洋画
TV録画より(こっちの方が高画質w)
https://youtu.be/jmoHQKetlY8