THE ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / E.L.O. 2

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SHVL 806
March 2, 1973
UK HARVEST Org.

MOVE〜ELOに渡るRoy WoodとJeff Lynneのlong and winding roadもやっと最終章
このアルバム制作中にR. Woodは脱退、Wizzard結成へ

A/Bそれぞれ1 曲目のみ、チェロとベースで参加しているらしいけど、クレジットすら無し。内ジャケメンバーの中にも当然いない。まさに完全抹消…

思えばJ. Lynneは常にR.Woodの後を歩き続けて来た感があって、前にアップしたNightridersてバンドには、R.Woodが辞めた後に加入して、バンドを乗っ取りそのままアイドルレースに。
で、アイドルレースの門出にR.WoodはLemon Treeて曲を送るけど、良い曲だったのでmoveで先に発表して大ヒット
アイドルレースはそのトバッチリで英国で発売できずにUSでコッソリ
で、アイドルレースは鳴かず飛ばずでロイ先生の誘いに乗ってアイドルレースを解散させmoveに合流、後にこれがE.L.O.に発展

で、ここでもまたR.Woodが脱退(まぁこれは脱退というより追い出したんだと思う…)その後をついで今度こそE.L.O.をR.Wood超えの世界的なバンドにまで遂に育て上げる

そんなこんなでやっぱりどうしたって2人の関係は「ちょっとだけ年上のアニキに頭の上がらない弟」、「天才ならではのハチャメチャのアニキの尻拭いばかりさせられている出来の良い弟」、「結局目の上のタンコブ。近親憎悪の対象」
そんなかんぢなのかな。と。

この後は商業的には随分と弟に水を開けられてしまうけど、やっぱり俺はR.Wood一筋です(笑)

ここで2人の関係性を追うのが主題ではなく、アルバムレビューを(苦笑)
弦を強化しての「音の壁」感はかなり強い
長尺の曲ばかりになったけど、意外とそこはポップ職人のリン。Pグレみたいに長くて鼻くそほじくる事なく聴けてしまうマジックはさすが

ただね、やっぱり毒気が薄いんだよ
1stと並べて聴いて欲しいけど、1stに見え隠れする狂気が全く無い

やっぱりこれがJ. Lynneの限界なんだと思う
一言
つまんねぇんだよね

てことで俺の中のE.L.O.もここでおしまいdeath
(UFOのやつ何枚か一応持ってるけど全く聴かないなぁ…)

今後、同じ「音の壁」でも弦で覆い尽くすのではなく、P.スペクター直系のロックンロールのフォーマットで追求して行くWizzardのほうがやっぱし面白い☆

※あくまでも個人的感想であり全ての人に同じ聴こえ方を実現するものではありません。感想には個人差があります(・ε・)

#elo #electriclightorchestra #roywood #jefflynne #hipgnosis
https://youtu.be/CD3XOGs80bE?si=9Ci8KOkK_CE-fhBu

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