Shattuckite

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いっときはシャタック石とも呼ばれていた。
市場に出てきたのは21世紀に入ってからのようで、古い図鑑(堀氏のものなど)には載っていない。
その鮮烈な青さと、ヴェルヴェットのような質感に惹かれて入手した。
これをじっと眺めていると、ふしぎな感覚に襲われる。
それは宇宙的でもあり、また内部感覚的でもあるような、一種の神秘感だ。
ミクロコスモスとマクロコスモスの照応といえばいいか。
おおげさすぎてわれながら気恥ずかしいが。

サイズ:4㎝ほど

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    石泉亭

    2025/03/09 - 編集済み

    銅鉱物は個人的に興味のある分野なのですが、この鉱物は国内標本では私自身は拝見したことがなく、今回初めて知ることができました。確かにモコモコとベルベットのようで色合いも群青に近いですね。大変勉強になります。

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      ktr

      2025/03/09 - 編集済み

      コメントいただき恐縮です。
      この鉱物は、知名度はともかくとして、人気はあるようですね。
      この前も自然金のついたのが二点出ていて、どちらもあっという間に売れてしまいました。
      モコモコタイプは、邪道とは思いつつ、ついつい惹かれてしまいます。
      前に登録したローザ石などもそのタイプですね。

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    trilobite.person (orm)

    2025/04/05 - 編集済み

    なんか凄い鉱物標本ですね。語彙・鉱物の知識ともに足りず、なんか凄い、としかコメントできないのが、誠に残念ですが。じっと見ていると、モコモコした感じがガス星雲か火山の噴煙のようにも見えてきます。宇宙的、惑星的とでも言いますか。あまりコメント出来ていませんが、鉱物標本も興味深く拝見しております。

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      ktr

      2025/04/05

      買った当時のページがまだ残っていますが、これを見たときはほんとに眩惑されました。
      https://www.quebulfineminerals.com/en/minerals/item/10775
      鉱物はこれまで登録したのでおしまいです。
      それにしてもミューゼオ界隈、以前は鉱物も賑わってましたが、最近ではすっかり寂しくなりました。

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